2020年7月20日

「日本画家による扇子展」終了しました。

昨日「日本画家による扇子展」無事終了致しました。厳しい状況下の中、足を運んでくださった方々、気にかけてくださった方々本当にありがとうございました。そして本サイトをご覧頂きました方々、ありがとうございました。また開催及び展示期間中も含め、ずっとご尽力頂いたオーナー始め関係者の方々、ご一緒させて頂いた作家の皆様に深く感謝いたします。

作品作りは良いものを作る、その一点ですが「これで完璧」ということは正直ありません。納得できない部分があるからこそ次がある。そしてその揺らぎがあって、寧ろ自然なのではないか、と。どんな場面でもそうですが、作家として、一社会人、職業人としてその時点において最高のパフォーマンスや為すべき仕事を達成をすることは絶対ですが、そこに揺らぎを許さないこと、完璧さを求めることは逆に危うさがあり、違うのではないか。以前から思っていたことではありましたが、制作面に於いても同じことが言えるのではないか、そんな気付きも改めてさせて頂きました。今後も自分らしく、またより良い仕事をしていけるよう努力したいと思います。本当にありがとうございました。

「気配」黒猫扇子の箱
「予感」ふくろう扇子の箱

コロナの感染状況により実際に展覧会にお越し頂けない、実物をご覧頂くことが難しい状況は今後も続くと思いますが、一作家として、様々な状況下に於いてもアートや作品を楽しんで頂けるような形を生み出し発信していきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。